卓上型バネ式応力腐食割れ試験装置

概 要

卓上型バネ式応力腐食割れ試験装置

現在、硫化物応力腐食割れ試験(NACE TM-01-77)や、塩化物応力腐食割れ試験(ASTM-G-36-73,JIS G0576)などの試験機には、テコ式の定荷重型引張試験機が使用されていますが、試験機の費用、設置場所、付帯設備等に大きな負担がかかりました。
本装置は、小さな面積でより多くの試験データを得るために開発された卓上型のバネ式応力腐食割れ試験装置です。

特 長

1.設置面積が小さく、据付工事が不要のため、机上で試験が可能です。

2.小型軽量で移動が簡単です。

3.同形式のリングや検力器を使用した負荷方式よりバネ定数が小さいため、試験片の歪みで生じる応力緩和などによる荷重変動が小さい。

仕 様

●負荷容量: 10kN, 20kN, 30kN
●負荷方式: バネ式
●バネ定数: 200N/mm~600N/mm
●使用温度: 室温~150℃
●加熱方式: 腐食槽内加熱式
●使用圧力: 大気圧
●電気容量: AC100V/200V, 200W~400W
●試 験 片: 丸棒または平板試験片

オプション
●荷重設定器: 荷重設定や、荷重を補正する際に使用します。
●ロードセル式荷重検定器: 正確に試験荷重を設定するための測定器で、表示はデジタル式です。

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