リラクセーション試験装置

概 要

リラクセーション試験装置

本装置は、全歪一定の条件で負荷された部材の応力が、時間の経過と共に減少していく現象を研究する目的で、開発されたリラクセーション試験装置です。リラクセーションは現実の問題として、ガスタービンのローター、フランジ締付けボルト、スプリング、などPC鋼線、鋼棒、ピアノ線等にこのような現象が見られ、重要な問題として取上げられています。

特 長

1.最新のデジタル技術により、微少の歪変化に対応した制御を行います。

2.下部昇降軸の無段変速化により、初期負荷荷重時間を自由に設定できます。

3.加熱炉の自動プログラム制御が可能です。

仕 様

1. 荷重装置
●負荷容量: 100~250kN
●荷重精度: ±0.5%
●送錘速度: 約130sec/F.S.

2. 下部昇降装置
●昇降方式: 自動式及び手動式
●引張速度: 0~50mm/min

3. 歪検出装置
●検出方式: デジタルリニアゲージ式
●検出感度: 0.5μm
●読取精度: ±0.5%F.S.
●測定範囲: 0~10mm

4. 加熱装置
●型 式: タテ型管状開閉式
●使用温度: 150~800℃
●制御方法: 3回路独立 PID調節式
●電 源 : AC 100/200V 3kW

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